リハビリの3つの資格「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」の仕事内容の違いとは?

理学療法士
サラリン
サラリン

病院にリハビリの先生はたくさんいるけど、先生方はどんな資格をもっているんだい?

mota
mota

初めまして。理学療法士のmotaと申します。

理学療法士は「先生」ではないと思っているので、名前で呼んでください!

リハビリには3種類の資格があります。

今日はどのような資格で、どのような働き方をするか解説していきますね!

現在は、どこの病院に行っても「リハビリ職」の人間はいると思います。

ご自身が、またご家族やご友人が入院をした時にも関わることがあるかもしれませんし、もう関わったことがある方も多数いると思います。

みなさんは「リハビリ」と呼ばれる仕事についてどれくらい知っていますか?

リハビリ職の種類

リハビリ職は「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」の3つの資格があります。

理学療法士はPT (physical therapistの略)

作業療法士はOT (occupational therapistの略)

言語聴覚士はST

(Speech-Language-Hearing Therapistの略)

とも略され呼ばれています。

特にPTとOTは仕事内容が似ており、施設などではどちらの内容もお互いで担っている部分もあります。明確な線引きがないため、多くの人が迷ってしまいます。

明確な線引きはないものの、考え方やアプローチ方法は変わってくる場合があるため、今回は各リハビリ職の基本的な持ち場を説明していきたいと思います。

理学療法士(PT)の仕事

 

〇「physical」とは直訳すると、「身体の」とか「肉体の」という意味になります。

「起きる」「立つ」「歩く」など、基本的な身体動作の改善を目的としたリハビリを中心に行います。

すごく簡単に言うと「下肢」の担当です!

例)「歩く」や「起き上がる」などの基本的な動作をさせるために〇〇の筋肉をほぐして、○○の筋力を上げてから実際の動作練習をしていく。

のような流れで行うことが多いです。

作業療法士(OT)の仕事

〇「occupation」とは直訳すると、「職業」とか「趣味」という意味になります。

「料理動作」や「洗濯のための動作」などの複合的な動作や、「編み物」や「園芸」などの趣味や活動面での動作といった、身体動作の中でも、複合的・応用的な動作を中心としたリハビリを行います。また、うつ病や統合失調症といった精神面の改善も含めたリハビリをしていきます。

すごく簡単に言うと「上肢」の担当です!

例)「洗濯」をするための過程順にわけて、「洗濯機に洗濯ものを入れる→それを籠に取り入れる→洗濯物を干す」といった事を考え、それに必要な動作を練習をして、実際に行っていく。

のような流れになります。

「編み物」や「園芸」なども実際に行いながら、足りない部分に対してストレッチをしたり、筋力トレーニングをします。

言語聴覚士(ST)の仕事

〇「Speech-Language-Hearing」これらを直訳すると、「Speech=話す、演説する」「Language=言語」「Hearing=聞くこと」となります。

「話す」「聞く」「食べる」など、コミュニケーションや嚥下といった機能に対してリハビリを行います。

すごく簡単に言うと「口腔」の担当です!

例)「言語障害」の方に対して、発声練習をする。

「食べるとき、物が飲み込みにくい」という方に対して、嚥下訓練を行い、物を飲み込めるようにしていく。

これらの機能は、脳血管障害などの後遺症である、高次脳機能障害と大きく関わっているため、それらを評価しながら症状を見ていく。

という流れになります。

 

病院・施設でのPT・OTの違い

上記で説明したような括りはありますが、病院や施設によって、それぞれの役割がかなり異なってきます。

・STに関しては、同じリハビリ職でも分野が大きく異なるため、違った動きをすることが多いですが、PTとOTに関しては同じような目標に向かってリハビリをすることが多いため、知らない方からすると区別がつきにくいと思います。

・特に施設ではPTかOTのどちらかしかいないというケースも多いため、両方を担うような働き方をしている人も多くいます。

 

リハビリ病院でのPTとOTの役割は?

〇先程述べたように、基本動作はPT、応用動作はOTが基本になります。

〇リハビリ病院では、1日のうちリハビリにかけられる時間ま最高で3時間のため、基本動作が必要な患者に対してはPT2時間+OT1時間といったように、その方々で担当の時間は割り振ります。

〇基本的にはPTとOTは同時進行で介入していくことが多く、基本動作が出来ていない方は、OT担当の時間でも基本動作の練習をすることは普通にあります。逆に退院間際になるとPTが応用動作練習も行います。

 

施設でのPTとOTの役割は?

〇先程述べたように、施設にPTかOTのどちらかしかいない場合は、その両方の役割を担います。また、口腔のリハビリなどもPTやOTが行っているケースも珍しくはありません。

〇PTとOTがいる場合でも、担当制となっている施設が多く、両方担うことが多いです。施設などでは、基本動作に対してリハビリすることが多いため、在籍を見るとPTの方が多い傾向にあります。

〇訪問リハビリの場合も、基本動作を求められることが多いためPTが多めですが、ニーズに合わせてOTが担当になることもあります。

 

まとめ

◎リハビリ職はPT・OT・STの3種類あり、それぞれ違う専門職

◎その中でもPTとOTは似ている部分が多い

◎PTは「下肢」、OTは「上肢」、STは「口腔」のリハビリをする

◎病院ではその専門性を用いて得意な分野のリハビリを行う

◎施設ではリハビリ職が少ないため、PTやOTが全てを担うことがある

 

今後、病院や施設に行く機会があった時には、どの資格を持っている人なのかを気にしてみて下さい。

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